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貴船プロジェクト14

2010年3月7日

建築

前回のブログで紹介したスクリーンシアターについて色々問い合わせを
いただいたので、改めてそのスペックをご紹介します。

スクリーンはKIKUCHI製、映写サイズは空間に合わせての特注でW3000xH1688。
インチ換算するとHD135.5インチです。
スクリーン生地はマット系でホワイトマットを採用。
グレイマットは部屋の間接照明の影響を軽減し、「黒」を沈める効果がありますが、
より暗室として専用ルームを想定する場合はホワイトマットの方が適します。
今回、映像、音響についてNEXTさんにインストーラーとして依頼しました。

プロジェクターはSONY VPL-HW15を採用。
SONY独自のSXRDは、画素間の網目が目立たず、よりスピーディなシーンには
残像感も少なく、まさに大好きなサッカー観戦にも適してます!
アンプには映像系も意識して、HDMI2系統出力を搭載したマランツのSR6004を採用。
一方で、iPhone、iPodからのデジタル入力USBを装備、Bluetooth対応のワイヤレス機器
からの再生も可能です。
スピーカーは英国王室御用達でもあるLINNを。
(ロックをがんがん聴くかんじならBOSEを、といったところでしょうか・・)
音楽も楽しみたいので当然高音質であること、インウォール(壁埋め込み)であること(さらに裏BOX付)、
シアター利用の空間のボリュームも考慮して採用しました。
フロントには存在感のある、CUSTOM 2K 106Cを、リアにはDISKREETを。
(LINNの製品名には「K」を取り入れているのが特徴です)
サブウーファーは同じく英国ブランドB&WのASW610を採用。
4スピーカー+1ウーファーで、いわゆる4.1chとなります。
機材一式はTV下部の造作収納に納めています。

ブルーレイはSONY BDZ-RX50(500GB)
(ちなみにTVはSONYのブラビアW5シリーズ52インチを壁掛け)
音楽HDはEscientのデジタルミュージックマネージャー SE-500I
さらに特筆すべきは、これらを統括コントロールするのに、マランツのRC9001を採用したこと。
機材環境をオリジナルにプログラミングしてもらい、リビングでは映像音響をフルに、
2階の書斎では宅内WiFiを利用して1階の音響機器を遠隔操作できます。

(各ページには好きな画像データをいれてもらい、indexにはこんなかんじにmoKAのロゴを)
例えば、リビングで→シアターを観る→ブルーレイで、とボタン操作すれば、
各機材の電源がONになり、照明も連動してだんだんと暗くなり、スクリーンが電動で降りてきて
シアターがスタートします。(普通にTV映像もスクリーンでみれます)
音楽環境としては、CDをガンガンミュージックサーバーHDに取り込んでおき、
好きな場所でリモコンで、聴きたいアルバルを曲を、時にはジャンル別シャッフルとかで楽しむと。
取り込んだ音楽CDの情報がwebで見つかれば、リモコン上でそのジャケ画像も表示するのも
ニクイところです。
一方書斎にも音源を。

以前から持っていた、デンマークB&OのBeo sound9000を壁掛け。
スピーカーはLINNのSWEET SPOTを天井に1ペア。
なので、逆に1階のリビングからBeoの6連CDを聴くことも可能というわけです。
NEXTさんには設計段階から相談にのってもらい、工事中も現場で配管配線と連携して、
機材セッティング、入居使用後のフォローまで、きめ細かな対応をしていただき、本当に
感謝しています。
ありがとうございました。

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